怒り④ of 昭和22年日本国憲法~平成22年capitalism

小沢真っ白、100%冤罪、検察審査会に大打撃。石川・大久保・池田各氏も完全無罪-収支報告書を徹底検証
http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/316.html
投稿者 檀公善 日時 2010 年 8 月 27 日 19:01:12: 5ahbeaJAdnPAk

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円高騰、株暴落、底無し不況の今ほど、全国民の前に小沢氏を巡る真実を明らかにし、理不尽な冤罪を晴らすべき秋はありません。そういう思いを共有する皆さん、初回の投稿、「小沢氏に決然と出馬を決意してもらうために決起しよう!」でお約束したチラシの印刷原稿がやっとできあがりました。そしてついに26日午前8時30分、小沢氏は代表選出馬への決意を表明しました。紙爆弾も完成し、いよいよ空爆開始です。


リードに結論を書いていますが、「陸山会の報告書には不記載も期ずれも虚偽も無い。形式犯でも微罪でもなく、白より白い真っ白なの」です。この難局を乗り切るには、小沢氏の腕力が絶対に必要だといわれているなかで、10月とされる東京第五検察審査会の議決がどうなるのか、厚く重たい暗雲が、小沢氏のみならず日本全体に覆い被さっています。



この捏造された疑惑を全て吹き飛ばし、まかり間違っても第五検察審査会が、二度目の「起訴相当」議決を出せないように、紙爆弾による空爆を徹底することが重要です。冤罪の汚名を漱ぐという歴史的な大仕事が、私たちの意思にかかっています。膨大な冤罪を仕掛けた検察やマスコミは、権力をもち、輪転機をもち、電波を握っています。しかし私たちは、「真実」を握っているのです。この真実を伝えることは、日本の歴史を転換させる重大なミッションです。



それでは小沢氏を巡る真実を赤裸々に解明した紙爆弾をご覧ください。
















文字が小さいので、本文を書き出しておきましょう。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



検察は農地法を無視して「期ずれ」をでっち上げた



まずは事実経過から。

04・10・5 小澤個人が市街化区域内の農地(地目=畑)の売買を予約。

04・10・29 小澤個人が3億4200万円を支払うが、農地法5条により直ちには所有権移転ができないので所有権移転請求権仮登記を行うにとどめる。権利者=小澤一郎。

同日小澤個人は4億円の銀行融資を受け、そのまま陸山会に転貸。陸山会は即日2億円の定期預金2本に組む。これらは04年収支報告書に記載。

05・1・7 農地法5条による転用届出が受理されたので、所有権移転を登記する。所者者=小澤一郎。同日確認書により陸山会に移譲。陸山会は土地代金・登記料・登記手数料等3億4264万円を小澤個人に支払う。これらは、05年収支報告書に取得原価として記載。

05・06年中 陸山会定期預金を2億円ずつ解約し、小澤一郎個人に返済。それぞれを05年および06年の収支報告書に記載。

07年中 小澤個人は、右記2億円×2=4億円で、期限通り銀行に返済。定期預金を解約。07年収支報告書に記載。(以上)



 以上に対する検察の主張は次のとおりである。

04年10月29日に陸山会が払った土地代金3億4264万円と取得した土地が04年収支報告書に不記載。07年の小澤個人への返済も不記載である。

登記を05年にずらしたのは、土地代金の不記載を隠蔽するためである。



 まず04年10月29日に陸山会が土地代金を支払った事実は二つの視点で考えにくい。①農地法上この日の所有権移転はできない。②政治資金団体、陸山会に不動産の登記はできない。売買予約の当事者は小澤個人であり、陸山会収支報告書に記載がないのは当然である。

 同日小澤個人は銀行融資の4億円を陸山会に転貸。05・06年に返済を受け07年に銀行に返済した。



検察は農地法5条を無視して「期ずれ」をでっちあげ、小澤個人の取引を陸山会の取引にすり替えて、虚偽の事実をマスコミにリークし続けた。





収支報告書に不記載・期ずれ・虚偽は皆無



 収支報告書を読むための大前提がある。「小沢」と「小澤」の厳密な使い分けである。陸山会代表は「小沢一郎」であり個人小澤は「小澤一郎」である。

農地法5条で、市街化区域の畑は、転用届出が農業委員会によって受理されるまで所有権の移転はできない。また権利なき社団の陸山会に土地の登記はできない。04年10月29日は、小澤一郎個人が所有権移転請求権の仮登記をしたにすぎない。

 この資金について小沢氏は、湯島の自宅を売り今の自宅を建てた際に残った2億円と、家族名義の口座からの3億6千万円の計5億6千万の一部であると説明している。

 週刊朝日によると、家族名義とは妻名義のことであり、検察もその口座を確認しているという。



 検察としては何としても水谷建設からの賄賂5千万円が含まれているとしたかったが、いくら捜査しても証拠がない。

あるはずがない。06年の収支報告書に「返還金12万円、水谷信夫」とある。陸山会は表の金でも水谷建設関係者からの献金は突き返している。曰く付きの献金元は、ブラックリストをつくって排除しているに違いない。流石は田中・金丸を反面教師に、「政治とカネ」の実学を学び尽くした小沢氏である。ワキは硬い。



検察が石川氏を収賄で逮捕するには5千万円を証拠品として押収し、それが水谷建設からの裏献金であることを立証する義務があるが、それはない。石川・大久保・池田各氏の無罪も明白である。

検察は小澤個人からの借入金4億円に水谷からの5千万円が含まれていたともいうが、これは銀行融資を直接転貸したもの。水谷からの5千万円が紛れ込む道理が無い。



市街化区域の畑の移転を登記するには、農業委員会に転用届出をし、受理される必要がある。農業委員会は不定期開催であるため、受理されるには一定の期間を要する。

 本件土地は05年1月7日に登記され、実質的に陸山会への移譲を確認するために、それを証する確認書を取り交わした。

 検察は、陸山会が土地代金の不記載を隠蔽するために、登記を翌年1月7日にずらしたという。

 素直に収支報告書や登記簿、確認書等の公開文書に目を通せば、真実は誰の目にもはっきり見えるはず。事実は告発人、検察官、検察審査会審査員、補助弁護士のみならず、検察の捏造を妄信するマスコミ人や評論家たちの誰一人これらの公開文書を確認した者がいないことを物語っている。

収支報告に不記載・期ずれ・虚偽は一切ない。白より白い真っ白なのだ。





真実を前に再度の「起訴相当」はあってはならない



 2月4日と23日の小沢不起訴判決に対して、東京第一検察審査会と第五審査会がそれぞれ審査の申立てを受理し、04年および05年の収支報告書分は第五、07年の収支報告書分は第一検察審査会がそれぞれ審査を行った。

 4月27日、第五検察審査会は、04年および05年分について審査員11名の全員一致で「起訴相当」としたが、これに対して特捜部は、5月21日、再度不起訴の判決を下した。



第五審査会の審査は第二段階に入っているが、審査員11人のうち6人が4月末、5人が7月末に任期を終え、さらに米澤敏雄氏が補助弁護士を降りたことで、今のところ二度目の議決は10月にずれ込む可能性が大きい。

 二度目の議決が審査員11人中8人以上の賛成で「起訴相当」の場合は、裁判所指定の弁護士により強制的に起訴される。

 いっぽう第一審査会は7月15日「不起訴不当」の議決を発表し、特捜部に小沢再聴取を求めた。特捜部が不起訴を逆転しない限り、07年分の収支報告書による起訴はない。



 第五審査会の「起訴相当」の要旨はこうだ。

【容疑内容】陸山会は04年10月、3億4千万円で土地を取得したのに、①大久保と石川は共謀して収支報告書に記載せず、②大久保と池田が共謀して、05年1月7日に取得したと虚偽を記載した。

【審査会の判断】石川・池田は小沢に事前報告・相談をしたと供述。担当者に任せていたとの小沢の供述は不自然である。

 ①小沢からの原資での購入事実を隠蔽するため銀行融資を受けるなど執拗な隠蔽工作ををした。

 ②代金は支払い済みなのに、05年固定資産税の負担を合意してまで本登記を翌年にずらした。

 ③小沢の多額の資金を周囲やマスコミに騒がれないための工作と推測。

 ④絶対権力者小沢に無断で秘書らが隠蔽工作をする必要も理由もない。

 とし、共謀の認定は可能としているが、1ページに詳述した全事実は、議決が全て虚構であることを立証している。検察の捏造に終止迎合したマスコミの世論操作が暴かれた以上、再度の「起訴相当」による強制起訴は、絶絶にあってはならない。





熊野を歩いた小沢一郎の心境



渡辺乾介という、変り種のジャーナリストがいる。「小沢一郎以外の政治家のインタビューには興味がない」と言い切る。

「小沢一郎 嫌われる伝説」という著書に、渡辺氏ならではの小沢評がある。



「小沢は政治に臨む発想とその行使と手法において自分にも人にも厳しくそれでいて手抜かりがあり、甘くなお冷たく、政治思想を生み出す時は鉄壁の印象を抱かせる一方で、老婆心ながら何とかしたらいいのにと口を挟みたくなるほどに不用意で、なおかつ人がいい。

端から見ていると驚き、あきれるほどに用心深いかと思うと、簡単に人を信じて狐に化かされたのかと唖然とするほどの騙され方をする。そういう時の小沢は決まって『騙すより騙されるほうがいい』と言いつつ臍を噛むのが通り相場である。」



小沢一郎という人物の彫像に細かな陰影をつけようと思えば、このような長ったらしく分かりにくい表現がぴったりといえるのではないか。

 剛腕、独裁、口下手、壊し屋…マスメディアはさまざまなレッテルを貼り付けるが、それはいわば「記号」のようなものであって実体ではない。

 政治改革の構想力、実行力、指導力、あらゆる面から、卓越した政治家である小沢一郎という人物は、同時に不器用で、不用意で、弱さも人のよさもあって、騙されやすい。しかし、寡黙で言い訳をせず、説明不足のために誤解も受ける。



 小沢は同じ経世会の竹下への反発から自民党を飛び出し、細川非自民連立政権を誕生させた。衆院への小選挙区比例代表制導入、政党助成法、政治資金規正法改正等、政治改革4法を成立させ、55年体制に風穴をあけた。こうして脱官僚支配を掲げた昨年の歴史的政権交代につながっていく。

 ところがその小沢一郎は常に「悪役」である。同時に「小沢vs反小沢」という対立軸の中心として、この国の政界のど真ん中に存在し続けている。



 最近小沢氏は熊野古道を短時間歩いたという。

「私個人も党も、もっと辛抱強く我慢して努力を重ねると、また国民の信頼を得ることができる。身も心も洗われ、再生する。ポジションには固執しない。私を捨てて全てに取り組むことが、改めて大事だと分かった。」

自らに言い聞かせる言葉と解釈した。辛抱、我慢、努力。私心を捨ててやるべきことをやる。党再生のために鳩山氏とともに身を退いた後の空虚感を、怒りや怨嗟で埋めるのは愚かなことだ。

 小沢氏はもはやそういう次元から離れ、「私を捨てる」すなわち「無心」の境地を求めつつ、なすべきことを自らに問いかけているのではないか。

 毎日のように「小沢は民主党を割り政界再編に打って出るかも」などといまだに小沢=権力闘争の権化のような見方が語られている。その余りに皮相な鑑識眼に、一視聴者として暗澹たる気持に落ち込むばかりである。

kyo氏ブログ「永田町異聞」より引用要約





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このチラシを配布する方法はいろいろあります。ポスティング。同じポスティングでも、自分の足で歩いて行うやり方もあれば、最寄のポスティングの業者に依頼するやり方もあります。あるいは新聞折込み。駅頭での手配り。お店に置いてもらうやり方。郵送。そしてすぐにもできるのが、この投稿のURLをネット上で知らせることです。そしてこれは今すぐ始めてください。



チラシの印刷は、スポニチ印刷所への外注を仲介します。費用等、詳細は、次の投稿で発表します。発注ロットは最低2000部となります。



この世紀の大コラボレーションに、何らかの形で参加していただける方は、今すぐinfo@tsuiq.infoあてに空メールを送ってください。折り返しこちらから連絡を差し上げます。なお、近くサイトを立ち上げます。ITスキルで協力していただける方、ぜひ名乗りをあげてください。



参加資格は問いません。「小沢なんか大嫌い」という人でも、冤罪で政治生命を潰すという検察やマスコミのやり方を認めるわけにはいかないから、真実を知ってもらうために参加したい、という方も大歓迎です。2・26の青年将校の「正義感」がファシズムへの導火線になりましたが、今の特捜部が、冤罪など手段を選ばぬ「正義感」で暴走することの危険性には、警鐘をならさなければなりません。



檀 公善








亡国のイージスは大慌て!?

  冤罪だらけの我が日本「息子よ 必ず証明してあげよう お前のチャンは決して人を殺していない」袴田巌 AobadaiLife
http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/854.html
投稿者 亀ちゃんファン 日時 2010 年 4 月 07 日 22:36:18: GqNtjW4//076U
http://ameblo.jp/aobadai0301/
冤罪だらけの我が日本
2010年04月07日(水) 06時06分12秒
〔転載はじめ〕

冤罪だらけの我が日本 
1961年。今から約50年前に起きた名張毒ぶどう酒事件。
http://www.asahi.com/national/update/0406/TKY201004060265.html
この事件が、冤罪である可能性が高く、
最高裁は、名古屋高裁に審理を差し戻したというニュースが昨日報道された。
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最高裁、再審判断を高裁に差し戻し 名張毒ブドウ酒事件
三重県名張市で1961年、農薬入りのブドウ酒を飲んだ女性5人が死亡した「名張毒ブドウ酒事件」で、最高裁は、殺人などの罪で死刑が確定した奥西勝死刑囚(84)の再審を認めるべきかどうかの判断を改めて名古屋高裁に差し戻す決定をした。5日付。第三小法廷(堀籠幸男裁判長)は「犯行に使われた毒物の解明について、審理が尽くされていない」と述べた。
 毒物の成分をめぐる科学論争に絞って、さらに同高裁で審理が続くことになった。
 第7次再審請求で、弁護側は奥西死刑囚の犯行を否定する材料になる五つの「新証拠」を提出。第三小法廷はこのうちの四つを「抽象的な可能性にとどまる」などとして退け、争点は奥西死刑囚が使用を自白した農薬「ニッカリンT」が本当に犯行で使われたのかの1点に絞られた。
 第三小法廷は、ニッカリンTに含まれているはずの特定成分が弁護側の再現鑑定で検出されたのに、事件後のブドウ酒の鑑定では検出されなかったことに注目。別の成分はどちらの鑑定でも検出されたことから、「特定成分だけが検出されなかった合理的な説明がない」と疑問を示した。
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まず、この報道を知って、私はしばらくショックというか、
唖然としたまま、固まってしまった。
この事件の犯人とされ、再三にわたって冤罪であることを訴え続けてきた
奥西勝さんは現在、84才である。
ちょうど今の私と同年代の時に、ずさんな警察の捜査によって逮捕され、
そのままずさんな裁判と、御用マスコミなどの既得権によって、
84才の今日まで、自由を奪われ、刑務所の中で、人生を送ってきているのである。
こんなことが許されていいものか。
そう考えて、次に考えたことは、
取調べが可視化されないままに、強制的な自白調書をとらされることで、
日本は冤罪だらけというが、
いったいこの国には、どれほとの冤罪がまだあるのだろうかという、
その絶望感と。
そして、でも、まだ奥西さんが生きている間に、間に合ってよかったという安堵感と。
次に、いや、飯塚事件の久間三千年さんのように、
国家によって、意図的に死刑執行を早められ、殺された人もいるわけだから、
やはり、北朝鮮並の理不尽で、国家に殺されてきた人がいるのだろうなあという、絶望感と。
それにしても、この国は結局冤罪だらけだから、
死刑判決が出たまま死刑執行がされない死刑囚がたくさんいるんだろうなあと、
いう妙な納得感と。
とにかく、鳩山政権は、こういう問題を解決することがまず先だろう、
という苛立ちと。
いろんな感情が沸き立ってしまって、寝つきがずいぶん昨晩は悪かった。
さて、
そもそもの話を書きたいのだが、
私がブログで、こういう国策捜査の話にしても、政治の話にしても、
とくに扱いはじめたのは、昨年の三月三日の小沢事件。
つまり、衆議院選挙を目前にして、苦戦が伝えられる自民党の失地回復のために、
野党第一党の党首であった民主党の小沢代表を狙い撃ちにして、
検察と、マスコミがそれに加わる形で、大久保秘書を国策逮捕したという件にある。
そもそも西松事件自体、
圧倒的にお金は自民党に流れていて、森元首相や、尾見元財務大臣はじめ、
自民党の疑惑対象者には、参考人聴取さえされないという異常事態だったが、
私が小沢代表秘書の逮捕を知って、これは間違いなく国策逮捕だなと思ったのは、
当時の麻生首相がインタビューで、記者団から質問を受けたときに、
目をそらし、またその目も泳いでいたことである。
これで、ああもうコイツらは、完全にグルだなということを確信した。
そしてその後、ナベツネが力を持つマスコミによる、
民主党に対しての大ネガティブキャンペーンがはじまる。
これは、もう、日本の国も、堕ちるところまで堕ちたなと思った。
私がブログで政治や、国策捜査の話も書き始めたのもそれからである。
マスコミが、ナベツネ、日枝、氏家、船橋など80才を超える
中国共産党の大幹部並みのおじいさん世代に牛耳られている以上は、
これはもう、インターネットを使って、
一般国民の一人ひとりが情報発信をするしかない。
これは私だけでなく、そう思った人は多かったはずだ。
だから昨年の小沢事件をきっかけに、
政治や、国策捜査の問題に対して異を唱えるブログや、SNSや、ツイッターは増えたと思う。
そして、私が驚いたのは、国策捜査の問題の深刻さである。
佐藤優の「国家の罠」で、そうした国の理不尽があることは知っていたが、
しかし、それは一部の時代の犠牲者のみであろうと思っていた。
だが、小泉政権以降、
鈴木宗男事件、植草一秀事件、りそな銀行インサイダー問題、
耐震偽装事件、ライブドア事件など、
主だった事件の裏側には、常にこの国策捜査が存在していたことを知った。
そして、検察の裏金問題を告発した三井環大阪高検部長の国策逮捕を皮切りに、
小泉政権が、検察との癒着を進め、政権の支持率維持のために、
こうした国策捜査を利用してきたということも知った。
これで、この国の闇の一番の根っこの部分は、
この国策捜査の存在であると。
しかし、この問題は、なにも小泉政権時代に限ったものではなく、
その昔からやっぱりあって、
それは東京地検特捜部という組織が、
ソ連でいうところのKGBのようなもので、
権力側にとって都合の悪い人間をこれまで国策逮捕してきたと。
とくにアメリカと根っこでつながっていて、
つまり、検察が戦後、存在を許された理由として
アメリカが、戦後に日本を統治するうえで、
当時、冷戦時代ということもあったわけだから、
アメリカに対して、都合の悪い人間を排除するうえで、ここを悪用されてきたと。
しかも、それを批判すべきマスコミ自体も、
CIAのエージェントであった正力松太郎をはじめ、
アメリカとずぶずぶの癒着関係にあったと。
結局、私たちが学校で習った日本の民主主義というのは茶番もいいところで、
旧・社会党などは、もともと政権交代ができないように、
自民党から裏金の資金提供を受けるどころか、
そもそも候補者を全選挙区で立てることはせず、
それは自民党が、過半数割れを起こして政権交代が起きてしまうことを避けていたと。
結局、政党にしろ、マスコミにしろ、検察にしろ、
アメリカがGHQが去った後も、これまた戦争責任の無罪放免と引き換えに、
CIAのエージェントとなった岸信介ら元・A級戦犯の実力者を通じて、
アメリカによる間接統治の仕組みをつくったと。
こういう構造が分かったときに、これはもう、何がなんでも、
民主党を衆議院選挙で勝たせて、政権交代を実現させなければいけない。
そこを支援する目的もあって、
ブログでも、政治にしろ、国策捜査の問題にしろ、扱うことにしてきたわけだ。
そして、小沢一郎に期待をしていたのは、
彼自身が、自民党の幹事長をつとめ、権力の裏側までよく知り尽くしており、
また新進党の失敗という苦い経験もあると。
何より、自民党と社会党のウラ連立政権であった55年体制を、
信念をもって、破壊してきたのは小沢一郎自身であり、
海部内閣における小選挙区制の導入や、また新生党の設立など、
まさに小沢一郎自身が、日本に議会制民主主義を根付かせるという信念のもとに、
それゆえに、既得権側から目の仇にされながらも、20年かけて行動をしてきたと。
で、あれば、野合集団。
政治権力に関しては、素人集団の民主党が、与党として存在するためには、
小沢一郎の豪腕なくしては、この歴史的な局面は乗り越えられず、
それゆえに、検察や、マスコミからターゲットとされるものでもあり、
まずは、政権交代をして四年間は、自民党からの権力の引き剥がしに、
小沢一郎が動いて、そしてその後、彼自身、心臓病の持病もあるので、
岡田、原口、長妻ら、次の世代のリーダーに託すべきだろうと。
そこを期待していた。
それと、小沢一郎自身も国策捜査の被害者でもあり、
また鳩山政権のキーマンとして、鈴木宗男がおり、
そて、アメリカのネオコンや、ウォール街と結びついた
ブッシュ政権の傀儡であった小泉政権の裏側をよく知っている
亀井静香が、内閣のキーマンとしていると。
よって、この内閣であれば、情熱をもって、
国策捜査や、司法の腐敗を変えてくれるのではないかと。
そこを期待していたわけだ。
もちろん、今でも期待をしているのだが、
それにしても、なんとスピードの遅いことかとも思う。
国策捜査の問題もだし、冤罪の問題もだが、
結局、日本の場合は、欧米や、韓国、台湾、香港、モンゴルなどでも
あたり前となっている取調べの可視化が許されておらず、
密室の空間の中で、検察が、あらかじめ用意したシナリオにそって、
「自白」という形で、調書をつくり、それが裁判にいくわけである。
よって、密室での暴行は当たり前で、
または、関係のない家族や、関係者を取り調べによんで、
「お前が罪を認めないと家族に危害が及ぶぞ」と脅すわけである。
こうした精神的、肉体的拷問にたえかねて、
自分が見に覚えのない罪でも「自白」させられることになる
しかし、
菅家さんのコメントにもあったが、そこに耐えかねて
「自白」する人たちの思いは、
それでも裁判になれば、きっと裁判所が見抜いてくれるだろうという期待感である。
しかし、実際は、日本の場合、検察と裁判所も、
人事交流などを通じて癒着しているから、
起訴有罪率99.8%という北朝鮮並の数字になるわけである。
通常、欧米でも起訴有罪率は60%-80%である。
よって、日本では冤罪がどんどん生まれる仕組みになっている。
とくに検察はエリート官僚でもあるから、
自らの出世のためには、無理やりにでも検挙できないといけないのである。
だが、肝心の鳩山政権は、
政権をとったにも関わらず、取調べの可視化もやらなければ、
過去の冤罪被害や、国策捜査の検証すらしていない。
そうこうするうちに、
鳩山首相、小沢幹事長、今度は中井国家公安委員長に、
意図的にスキャンダルがつくり出されて、圧力がかけられるのである。
自民党でも、改革をしようと思った人は、これまでこのようにしてつぶされてきた。
だが、いろいろと圧力もあるのだろうが、
今、塀の中で、無実の罪で苦しんでいる人たちのことを思えば、
政治家たるもの、なんだってできるはずだ。
とくに、飯塚事件のように、国家が意図的に関わった
殺人行為に関しては、早急に事実解明をする必要がある。
検察、裁判所、そしてそれに加担するマスコミのために、
この国にはまだまだ冤罪が山ほどある。
やはり冤罪の可能性が高いといわれている
1966年に起きた袴田事件(http://www.h3.dion.ne.jp/~hakamada/index.html)の袴田巌 さんは1983年、このような手紙を息子に送っている。
----
息子よ、必ず証明してあげよう。

お前のチャンは決して人を殺していないし、
一番それをよく知っているのが警察であって、
一番申し訳なく思っているのが裁判官であることを。

チャンはこの鉄鎖を断ち切ってお前のいる所に帰っていくよ。
----
私自身、息子を持つ一人の父親として、
この手紙には、なんともいえない切なさと、苦しさを感じる。
鳩山政権は、その歴史的な使命を自覚し、
司法の健全化の問題には、強い意志で立ち向かうべきだろう。

〔転載おわり〕  
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コメント
01. 2010年4月07日 22:59:36: eJpJR4SFmM
明日は、わが身。
その時、頼りにできると思う政治家は誰か。
検察が逮捕した小沢は悪いやつだ、やめろ、と言っている政治家は絶対に頼れない。
我々にできることは、選挙での一票の行使である。
冤罪のない社会を作ってくれる政治家は誰か。
明日は、わが身である。



02. 2010年4月07日 23:02:12: cIHl5KhI3k
袴田事件を元にして製作された映画が
5月下旬から公開されるそうです。
シャンプーhairさんが社会板に
予告編をうpされています。
http://www.asyura2.com/09/social7/msg/755.html
公開されたら行こうと思ってます。


03. 2010年4月07日 23:10:33: RmiKbnOWaI
私も期待していますが、なにぶん今までの売国奴達が巧妙に張り巡らせてきたものを半年くらいでひっくり返すのはいくら小沢さんでも難しいと思います。ポイントは参議院選挙で単独過半数を取って、政権基盤が安定してからと思っています。
それから大掃除が始まると思います。それまでじっと我慢をしているのだと思います。従って、動きが鈍いのではなく攻撃されてなかなか動けないので、国民側がもっと賢くなり、新聞やTVやそのスポンサーの不買運動して、戦わなくてはならないと思っています。民主党と一緒に売国奴と戦うのです。


04. 2010年4月08日 02:32:14: K7HHENRgAI
簡潔で言い得たすばらしい筆力に震えました。
国策捜査でえん罪を被せられた人は膨大なんでしょう。戦前の特高が引っ張ったのは思想犯といわれるが、すべてえん罪。その実体を知るすべありやなしや。
一般の人も、警察や検察のメンツや地方の政治的関係から罪人に仕立て上げられた人の数はどれほどか。いったん罪人にされると、どう無実だと訴えようと世間が白い目で見る社会が作られ、本人は無念を墓場まで持って行かざるを得なかった。ライ病に仕立て上げられた人も多かったらしい。考えるだに恐ろしいことです。
だが、先日の小沢捜査などを見ていると、特高のような組織が再度大手を振って闊歩する時代が迫っていたことを思わされた次第です。それ故にも小沢捜査には徹底した検察批判が必要だったし、そういう組織の速やかな解体が必要なことは論を待ちません。
政治家も国民もあまりにも無警戒なことには驚きです。


05. 2010年4月08日 04:03:51: B0suqCvs5c
01さんにまったく賛同します。
阿修羅では、自民党はまったくダメダメと思ってる人が多く、私もその通りだと思いますが。民主党も自民党も、様々な人がいて、自民党の人が全員が全員ダメダメな人ばかりではないでしょう。というのか、二大政党制を目指すわけですから、自民党にも何年かの長いスパンで復活してもらわなくては困ります。それは自民党の中に、ごく少人数でしょうけれど残っている、まだ良心を持っている人達によって成し遂げてもらわなくてはなりません。
本当に国民のためを思っている本物の政治家かどうか、はあの去年の3月から続いている「小沢さんvs検察」に対する態度からわかります。
検察&マスコミの言うことを全く疑わず信じちゃって、マスコミと一緒に小沢さんを非難しちゃってる人は、状況判断力無し、情報収集力無し。B層、時給800円の私でさえおかしいと気が付いたのに、それに気が付かないのは、明らかに鈍すぎ。そんな人が政治家では困ります。
検察のダークさを知っていながら、マスコミと一緒になって小沢非難をしている人は、よりタチが悪い。国民より自分たちの方が大切な人たちです。もしくは戦前の恐怖体制がいいと思っている人。国民はどんなに理不尽な目にあっても権力に従うべきだと思っている人。こんな人たちには即刻政治の舞台から去ってもらわなくてはいけません。



06. 2010年4月08日 15:41:17: J0o6rialnc
この投稿者に先ず喝采を送ります。
私は自民党の中ではただ一人田中角栄氏は尊敬に値する人と思ってきました。
20年程前自民党がもう単独では政権が取れなくなった時位から、いかなB層の私にも政治に不信感を抱き始め、自民党が村山氏を総理にしてまで政権にありつこうとする姿に愕然としてしまいました。
その後小渕政権では弱体化した自民党の権力を強固なものにするべく公明党と癒着し、その公明党に牛耳られる始末。
小渕氏の危篤の時病院の一室において数人の既得権益政治家により密室での総理を決め、あたかも小渕氏の最期の言葉があったの如くの説明で森総理が誕生。
サメの脳みそ、のみの心臓の醜聞そのままの失言の数々。
その後その森が最悪小泉総理生んでしまった。
あの時森総理が退陣に追い込まれた時の小泉の「いやまだまだ森氏には総理を続けてもらいたい」なんてあのずるそうな目つきで心にも無くニヤニヤのたまった時、私はこの男に私見であるが、「このコウモリ野郎」と名づけました。
それからのこの男のやることなす事既得権者優遇税制、弱者切捨ての社会保障切捨て政策のオンパレード、そして売国郵政民営化、国民に多額の借金押し付け、医療制度の崩壊、全て許せない事ばかり。
そして自分達の既得権益を守ろうとした特捜、検察、マスコミの醜悪な自民公明への加担ぶり。
そしてあの時小沢氏の「私は今回選挙で負ければ、政界から引退します。」の声がTVから流れるのを聞いた時、これはもうどうにかして民主党に勝たせなければならないと、力の無い私は「みんせい」の全ての投稿を毎日半年間夜中まで読み漁り、パソコンの色々な人の原稿をサーフィンし、それから私も投稿を書き始めたわけです。
今は同じ志の方達の投稿やコメントを読ませていただき、更に知識を研鑚している所です。
又とてもこの投稿で知識をたくさん得られ感謝します。
これからもお元気でドンドン書いてください。


07. 2010年4月08日 21:30:57: BwcEud6232
悪の帝国アメリカをバックに、内弁慶よろしく我が物顔でエリートを気取る検察とその相棒で出来レースを演じる裁判所。
汚物まみれのくせに、大義のない言論の自由を標榜する大マスゴミ。
私の願いは、これらを排除し、日本が独立国家となり、正義のまかり通る社会の実現です。
小沢一郎がんばれ。


08. 2010年4月08日 22:00:01: U9Cqqk3u4g
この記事は簡潔でわかりやすく素晴らしい内容です。冤罪防止には全面可視化しかありません。マスコミは偏向・誤報が多くて信頼できませんが、今日のNHKクローズアップ現代では『毒殺事件・揺らぐ死刑判決』で木谷明元裁判官が全面可視化
を言っていて早くこの法律ができるようになってほしいと思った。


09. 2010年4月08日 22:25:42: 7i285e9EbE
ついに出ました。
袴田事件。
今か今かと待ってました。死刑判決を書いた裁判官が2年前にニュースティーションで泣きながら、家族のことは忘れる日があっても袴田さんのことは忘れたことがないと言ってテレビに写ったをも見てどういうこと?。私はそこからインターネットで情報を知り、救う会に入りました。
今回その当時の裁判官がモデルとなって映画が出来たそうです。
皆さん、早く袴田さんを再審を開くようそしで50年も死刑囚として牢獄に入っております。菅家さんの3倍も牢獄人生です。モデルの気持ちよりも袴田さんを皆さんの手で早く出してあげましょう。政府も人命が一番思いのです。すぐやってください。政権云々の前に。こんなに人生メチャメチャニされた人を救うことが出来なかったら私たちは人間ではないと思う。


10. 2010年4月08日 22:39:40: 7i285e9EbE
09です。誤字、脱字で間違えました。
誤=政府も人命が一番思いのです。すぐやってください。>政府も人命が一番重いと思うならすぐ調べて再審をやってください。


11. 2010年4月09日 13:06:50: ji2hq2LHoM
此のたび、菅谷さんが「無罪」を勝ち取りました。
会見の時、
「刑務所には、冤罪になっている人がまだまだいる。」
「2度と私のような人は作ってほしくない」
との言葉が耳に入りました。
冤罪事件が多すぎます。
明日は我が身か?
国民が安心して暮らせる国に、一日も早くなっていく事を
願っています。





亡国のイージスは大慌て!?飯○某さん自ら陰謀だった事を告白!?
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/768.html
投稿者 888(スリーエイト) 日時 2010 年 3 月 20 日 16:46:48: jwMgwr3A1J/pE


飄(つむじ風) 様ブログ
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/

3月20日記事
-飯島勲元秘書官の陰謀が明るみに....?!-
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2010/03/post_14f0.html

NHKさん!いい加減、報道姿勢を改めないと22日の番組へのアンケートが炎上するかもヨ・・・えぇ!もう既に炎上中!?           by投稿者

(以下に一部掲載~映像他、全文は上記URLにて御確認下さい。)

小泉元総理飯島秘書官が黒幕?!
もう決定的だな!!
小沢つぶし、石井一議員貶めの陰謀
毎日放送報道が、一瞬に削除!!

 検察官が証言 「小泉元首相の秘書から言われた」 との報道記事が、ブログを駆けめぐったが、元報道記事は、一瞬にすべて削除された。相当、都合が悪かったらしい。


<こういう写真は、どう見ても黒幕、親分って感じだな!>


 それはすでに遅しというべきだが、大手メディアにその関連記事が全くない状態。ユーチューブ動画も即刻削除。いかに慌てたか窺い知れるというものだ。このことは、その黒幕が、報道で知れることを極端に嫌った証拠だ。その意味で、黒幕であることを暗に自白した様なものだ。


おまけに、村木厚子元局長冤罪事件の本質は「小泉純一郎元首相自身か飯島勲秘書官が日本郵政公社に口利きした」事実が濃厚であり、2人を「斡旋利得容疑」と読み切られる失態をしでかしたことになる。


<地方大学出の村木局長がターゲットに!>


 この毎日放送の報道は、単なる勇み足であったのか? メディアを支配していると言うが、これ程度のことか。この程度だろう。大半は、信念に基づくメディア人が多いはずだ。それを裏で操る魂を売った輩が少数が存在する。そいつらが見落としていたことに違いない。

 そして、ブログの一斉注目に慌てて削除したというのが真相だろう。裁判所の証言報道である。消す類のものではない。何ら、人権侵害も著作権法に引っかかる虞もない記事である。慌てふためく姿が、透けて見えて深刻よりも滑稽にすら感じられる。

 小泉=飯島ラインの黒幕ぶりが歴然とした。ということは、その裏のCIAの暗躍が浮かび上がる。CIAと言えば、ブッシュだ。ブッシュ犯罪集団の暗躍がその根底にあると言うことになる。それほど、日本はあらゆる側面にその手先が蠢いているのだ。

 正体が一層鮮明になるばかりだ。

(以上、転載終了)

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