Charles Chaplin(1889〜1977)


他のネットの訳より

「申し訳ない 私は皇帝になりたくない 

 支配はしたくない


 できれば援助したい ユダヤ人も黒人も白人も



 人類はお互いに助け合うべきである

 他人の幸福を念願として お互いに憎しみあったりしてはならない

 世界には全人類を養う富がある



 人生は自由で楽しいはずであるのに

 貧欲が人類を毒し 憎悪をもたらし 悲劇と流血を招いた



 スピードも意思を通じさせず 機械は貧富の差を作り

 知識をえて人類は懐疑的になった



 思想だけがあって感情がなく

 人間性が失われた

 知識より思いやりが必要である

 思いやりがないと暴力だけが残る



 航空機とラジオは我々を接近させ

 人類の良心に呼びかけて 世界をひとつにする力がある

 私の声は全世界に伝わり 失意の人々にも届いている

 これらの人々は罪なくして苦しんでいる

 人々よ 失望してはならない



 貧欲はやがて姿を消し

 恐怖もやがて消え去り

 独裁者は死に絶える

 大衆は再び権力を取り戻し

 自由は決して失われぬ



 兵士諸君 犠牲になるな

 独裁者の奴隷になるな

 彼等は諸君を欺き

 犠牲を強いて家畜の様に追い回している



 彼等は人間ではない  心も頭も機械に等しい

 諸君は機械ではない

 人間だ

 心に愛を抱いてる

 愛を知らぬ者だけが憎み合うのだ

 独裁を排し 自由の為に戦え



 "神の王国は人間の中にある"

 すべての人間の中に  諸君の中に



 諸君は幸福を生み出す力を持っている

 人生は美しく 自由であり すばらしいものだ



 諸君の力を民主主義の為に集結しよう

 よき世界の為に戦おう

 青年に希望を与え 老人に保障を与えよう



 独裁者も同じ約束をした

 だが彼らは約束を守らない

 彼らの野心を満し 大衆を奴隷にした



 戦おう 約束を果す為に

 世界に自由をもたらし 国境を取除き 貧欲と憎悪を追放しよう

 良心の為に戦おう 文化の進歩が全人類を幸福に導くように

 兵士諸君 民主主義の為に団結しよう



「悪いが皇帝にはなりたくないごめんだ 

 支配も征服もしたくない

 できれば助けたい ユダヤ人も黒人も白人も



 人類は助け合うべきだ

 お互いの幸福を願おう 憎みあってはならない

 世界は豊かでみんなが生きていける



 人生は自由で美しいはずなのに― 道を見失った

 強欲が人間の心を毒し 憎悪の垣根を作り―悲惨と流血を招いた


 世のスピード化が我々をとじこめ― 機械が物欲を増進する

 知識が人間を懐疑的にし知恵が非情にする



 思考より感情 機械より人間性が必要だ

 大事なのは

 知恵よりも優しさと思いやりだ

 真心がなければ暴力しか残らない



 飛行機とラジオは我々を結びつけた

 この発明を使い人類の良心に訴えれば― 世界をひとつにできる

 今も私の声が全世界に届いている 失意の多くの人々に

 拷問に苦しみ無実の罪を嘆く人々に彼らに伝えたい“絶望するな”と

 悪夢はいずれ消えるだろう



 人類の進歩に恐怖を抱く者は滅び―

 独裁者は死に絶えるだろう

 権力は民衆の手に戻る。

 自由は決して滅びない



 兵士よ 諸君を奴隷にする残虐者に手を貸すな

 自分で考え感じるのだ。誰が諸君を家畜のように家畜のようにこき使い見捨てるかをそんな連中に従うな

 機械の頭と心を持つ連中に。


 
 諸君は機械でも家畜でもない人間だ。

 心には愛がある。憎みあうのは愛と人間性のない者だけだ
 
 奴隷になるためでなく自由のために戦おう
 



 聖書いわく "神の王国は人人の中にある"

一人ではなくみんなのなかにある



 諸君は力を持っている

 機械を作り幸福を築く力を

 自由で美しい人生を創造する力を

 人生はすばらしい
 
民主主義のためにみんなの力を

一つにしよう。新しい平和の世界のために戦おう

青年に仕事と未来を与え老人に保障を与えよう

独裁者もそう言って政権を取った。だが約束は大うそで守る気はない



 独裁者は野望に燃え

民衆を奴隷にした



 戦おう 約束を果す為に自由な世界のために

国境をなくして 野望と憎しみを追放しよう

 良識の為に戦おう  科学と進歩が人類を幸福にしてくれる

 兵士諸君 民主主義の為に一致団結しよう !