毛利さんのあいさつ

右より川口弁護士
毛利正道弁護士
天木直人さん

07.3.15  名古屋高裁にて自衛隊イラク派兵差止訴訟の控訴審がありました。
天木直人さんの意見陳述と弁護士毛利正道さんの意見陳述がありました。大法廷は一目100人
ぐらいの傍聴席は埋まりました。16時ごろ閉廷して上の写真の場所で報告集会がありました。
日本の裁判の空しい現実を痛感しました。最初にそれを感じたのは、原告なのに傍聴席で公判が
開かれる。そして開廷前に隣の席の80代ぐらいのおじさんが、裁判官や国側の代理人の言動・態度にたいして
政権が変わらないといい結果はでないと怒っていた。次に天木さんの発言で、いつも気持ちが負けてしまうが、みなさんたちからの励ましで立ち直ることができると仰っていました。私は天木さんのような方でもかと一瞬驚いた。毛利さんは、はじめて陳述する言葉を聴いたのですが、今日の公判が始まってから2時間ほと゛と、この公判で
5・6回目の傍聴の経験がありますが、今までで一番迫力のある陳述で気持ちが良かった。、
原告の1人がこの裁判の見通しを質問したのに対して中谷雄二弁護士が「私などは湾岸戦争・PKOカンボジア自衛隊派遣違憲確認訴訟と負け続けている。しかし、諦めずに闘うことが・・・」と言われて私も
いつも感じている事を再確認した。多くの日本人がこの現実を変えようと思わなければ裁判も政治の状況も変わらない。
 裁判の傍聴に参加していつも感じることは、同じ仲間がいて元気のでるいい情報がいくつも手に入ることが一番うれしい。今日も以下の書籍が発売になるので買おうと思った。是非皆さんも読んでください。そしてこの売国政権を倒しましょう。